研究をしよう
全国の卒論生・修論生に向けての記事。 前期も終わって、後期までの間学生生活最後の長期休みがやってくる。 今日はここの過ごし方の話。 なお、想定している前提情報は以下。 理想の進度:研究計画は完了、調査実験等の本体部分を実施中かその準備最終段階 …
卒業研究・修士研究において。 ある程度、先行研究の知見に詳しくなってくると、次は研究計画を立てる段階へと至る。 これについては、研究をしようシリーズでも何度か書いている。 まだ読んでいない人は、この記事から過去の記事を遡っていただければ。 さ…
シリーズ3作目。 卒論生、修論生を念頭に置いて、その初学者編、中級者編まで書いた。 今回は、その上級者編+博士以上研究者編を。 ここでいう上級者とは、卒論生・修論生のうち、研究テーマが決まって研究計画を立てはじめたくらいから論文執筆までをいう…
心理学では研究を大きく質の研究と量の研究に分けることができる。 これ、心理学だけなのかと思っていたけど、どうも他の分野にも当てはまりそうな気がした。 ので、今回はこれで書いてみようと思う。 心理学ほどクッキリとわかれてはいない分野、どちらか片…
前回の続き。 論文というのは、目的に合わせて読み方が異なる。 その初級者編までは書いた。 今回は中級者編について。 初級者については、卒論生で3年生前期、修論生で始まって半年くらいが時期の目安。 中級者は、3年生後期、修論生だと後期前半くらいを目…
論文の読み方がわからない。 これは学生からよく聞かれる悩みである。 論文とは何か、論文のパート別読み方はすでに書いているので、ここでは、ちょっと変わった視点で、論文の読み方についてのアドバイスを書く。 論文を読む、と1口に言っても、その目的に…
前回は文という小さな単位の指摘事項を中心に書いた。 今回は文がいくつかまとまった文章編。 いくつかの文にまたがってつける赤入れコメントについて書く。 段落のメッセージが伝わらない 文章は、文をいくつかつなげることでなんらかの大きなメッセージを…
論文を書くのは難しい。 それが如実に現れるのが、卒論草稿への赤入れ。 うちの研究室では、卒論生の卒論草稿に徹底的に赤入れをする。 赤入れといっても、「こう直せ」のような指示はしない。 ここがおかしい、というのを指摘して、どうおかしいのかを解説…
いよいよ卒論も追い上げ。 もうじゃんじゃん書きたい。 でも、書けない。 大昔に、論文を書くという記事を書いたのだけど、あれを読んでも書けない、いう人はいると思う。 今回はそういう人たちに向けて、ちょっとしたヒントとやったほうがいいことを。 次回…
研究計画のイントロが仕上がり、目的が出来上がる。 研究目的に対応した、方法に関する計画も上がってくる。 方法論については、質問紙なのか、面接なのか、実験なのか、といった大きなくくりから、どんな内容でどんなデータをとるかという細かいものまで書…
卒論修論の最後にやってくるのが、発表会。 発表については、過去にいくつか書いている。 発表をしようシリーズ 今回はその中でも、質問に関する応用編。 発表時の質問についての続編、と考えていただいて。 質問対応というのは瞬発力がいる。 何を聞かれる…
さて、前回授業編を書いた。 今回は、研究編。 よって、学生のための学び方入門ではなくて、研究をしようシリーズに。 ただ、研究の中で鍛えられるというだけであって、大学生のうちに身につけておきたいより一般的な意味での質問力と意味合いもある。 研究…
卒業研究のスケジュールを考えるで、データ分析は遅くとも11月(1月末が〆切の場合)で終わらせておくように書いた。 ただ。 どうもこのあたりが全然伝わっていないように感じることがある。 そこで、今回はこいつに絞って詳しく書いてみようと思う。 論文執…
前回は盗作はいけないよ、ということを書いた。 せっかくなので、もう一つの研究不正、捏造と改ざんについて。 まあ、学部学生レベルでの捏造は盗用と比べるとそんなにないのだけど、改ざんはその重要性がわからずやってしまう、ということもないとは言えな…
研究には、絶対にやってはいけないことがある。 学部生、未熟な院生レベルだと、これがよくわかっていない場合がある。 よくよく振り返ると、学部生向けにあまりこれに関する授業や講習がなかったりする。 ただ、これ、研究業界でやると犯罪に準じたヤバさが…
学会へ行くことにした。 具体的に何をしたらいいのか。 今回はこんな人に読んでほしい記事。 学会に行く前にすること、行った後にしておいた方がいいことを書いていく。 これまでの関連記事はこちらで確認いただいて。 参加学会の検索と申し込み ここの読者…
前回までに、学会の概要、発表の種類について書いた。 今回は、大学生(一般の人)の学会の楽しみ方について。 結構いろいろな楽しみ方がある。 卒論のネタを探す 大学生にまずおすすめなのがコレ。 ゼミなどで論文の探し方については学ぶ。 ただ、論文は読…
前回は学会とはどのようなものなのか、その概要について書いた。 今回からは具体的に詳しく書いていく。 初回のテーマは発表スタイル。 学会発表というと、発表者がステージに立ち、たくさんの聴衆に向けて講演をする、そんなイメージをお持ちの方が多いと思…
卒論や修論で身につく能力は、必ずしも研究能力や専門性だけではない。 今回は、研究者になる気などさらさらない、一般的な大学生を対象にどんな能力が身につくかを書く。 どの過程で、どんな能力が身につき、これが社会に出てからどんな風に役に立つのか。 …
大学生のうちに学会へ遊びに行ってみよう。 私は研究者にならないのでいいでーす、なんて人にもおすすめしている。 社会に出てから、非研究領域で働く人も、自分の仕事と関連して学会・研究を活用するというのはよくある。 そういう人にこそ読んでほしいのが…
今回は卒論の研究室が決まる前の大学生向け。 卒論の研究室を決めるために研究室訪問をしよう、という話。 これ、研究室を決めるにあたり、大学側から必ず言われることだと思う。 しかし、これをやらずに研究室を決めてしまう大学生は結構いるよう。 そこで…
今回は卒業研究、その成果としての卒業論文の話。 これから取り組む人に読んでほしい記事。 学部3年生以下や修士1年生なんかを想定した。 なお、理想的なスケジュールについては別に書いてあるのでコチラも参考にしていただきたく。 さて。 卒論も論文大詰…
まだまだ続くこのシリーズ。 卒論生・修士の院生だとこれをおろそかにしている人、いるんじゃないだろうか。 今回は、この、研究ノートについて。 実験ノートやフィールドノートは、研究ノートの一形態だと思っていただければ。 まず。 研究ノートを用意して…
ゼミでの論文紹介。 今回は資料編。 実際の発表で気をつけることは別の記事に書いているので、そちらも併せて読んでほしい。 ゼミ資料はなんのためにあるのか。 これは、ゼミメンバに伝えるため、これに尽きる。 多くの研究室に所属してきたが、大抵の場合は…
ゼミ配属になった。 いよいよゼミで論文の紹介の発表。 しかし。 発表ってどんな感じかわからない。 どんな資料を作っていいかわからない。 そういう人に向けて、今回より何回か記事を書いてみようと思う。 ゼミの形式については、所属ゼミやその分野によっ…
今回も悩める卒論生への記事。 卒論を進めていく中で、よく見られる注意点を書いてみようと思う。 論文の読み方 卒論を進めている最中に、論文を読むことは日常。 ただ、その読み方が気になることがある。 どういうことか。 卒論も中盤くらいになってくると…
このテーマではすでに何度か書いた。 それでもなお、難しいらしい。 そこで。 理想的なことはわかった、でも、どうしていいかわからないんだ、という人向けに。 研究テーマを決める、研究計画を立てよう 前編、研究計画を立てよう 後編がまだの人は、まずは…
今回は卒業研究にしぼったテーマを。 卒論生がおちいりやすい落とし穴と研究のすすめ方について。 卒論生はその多くが初めての研究になる。 それがゆえに、研究の進め方の勝手がわからなかったり、落ちやすい落とし穴があったりする。 今回はそれなりについ…
論文の読み方、文献整理、研究計画の立て方はすでに書いた。 これであとは研究計画が勝手にできあがるだろう、と思っていた。 ただ、先日、学生さんが何をやっていいかわからない、と言ってきた。 確かに、今まで書いてきたことだけだと、独力で進めるには少…
今回はゼミ発表の話。 研究論文を紹介する。 自分の研究進捗を発表する。 学部も後半になるとこういう機会が増えてくることと思う。 今回はそんなゼミ発表についてのTIPS。 ゼミの目的が何かについては前回の記事で書いたのでそちらを参考にしていただきたく…