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ゼミでの論文紹介発表〜心構え編(研究をしよう26)

ゼミ配属になった。
いよいよゼミで論文の紹介の発表。
しかし。
発表ってどんな感じかわからない。
どんな資料を作っていいかわからない。
そういう人に向けて、今回より何回か記事を書いてみようと思う。
ゼミの形式については、所属ゼミやその分野によってルールがある場合があるので、それがある場合は参考程度にとどめていただいて。

で。
今回は心構え編。

まず。
ゼミ発表で何が身につくのか。
まず、発表技術。
与えられた時間を使ってメンバに情報を伝える。
自分の言葉で説明して、理解してもらう。
これは真面目にやると結構力がつく。
ゼミのいいところは、いろいろな人の発表を聞くことができるところ。
発表がうまいなぁ、という人の技術を見て真似するといったことができる。
これは研究を離れても役に立つ汎用的な能力なのでぜひ身につけてほしい。

研究に関する様々な知識も身につく。
例えば方法論について。
同じ分野に興味を持ったメンバが集まっているので、毎回内容を丁寧に理解することで、分野の方法論を網羅することができる。
分析方法なども同じで、出てくるものをしっかりと学ぶことで、自分の研究に役立てることができる。
出てきた方法論・分析方法などで、これはテキストを使ってしっかり学んどいたほうがいいな、と知ることできるのもゼミのいいところ。
ゼミを通じて体系的に勉強したほうがいいと感じた知識・技能については早めにテキストを読むなり勉強会を企画するなりして身についておきたい。

発表した上で、メンバにきちんと伝わると、コメントをもらえることがある。
これがまた役に立つ。
自分ではこう、と思ったことが、別のメンバのコメントを聞くと、思いがけない視点からのコメントをもらえるかもしれない。
少なくとも教員からは自分では気づけなかった点のコメントがもらえる。
これらを通じて、発表内容に関する理解が深まる。
これを繰り返すことで、研究技能がレベルアップしていく。

他にも質問力や質問への回答力などが身につく。
毎回ゼミメンバが発表するので、聞くだけで分野の研究動向がわかるのもいいか。
上級生もいるゼミだと、教員とは違ったタテの繋がりができるのも悪くない。
学べることについては、ゼミで学ぶことにも書いてるので、こちらも参考にしていただいて。

さて。
そんなゼミ。
いくつか気をつけなければならないことがある。
これを守らないとゼミが実りのあるものならないので、よくよく気をつけてほしい。

まず。
発表者は内容についてわからないことがないように準備しておこう。
やりがちなのが、方法論や分析のところの統計の数字等をよくわからないからと飛ばすこと。
これをやってしまうと、これらについての知識を学べないことになる。
時々、メンバ全員でこれを卒業までずっとやり続ける、という場合があるらしい。
すると、自分の卒論での道具立てが全くなくなってしまう。
教員の言うがままでしか方法や分析の選択ができなくなる。
絶対に避けたい。
聞くはいっときの恥、聞かぬは一生の恥ともいう。
事前に、なるべく調べて、どうしてもわからなかったら教員にあらかじめ質問に行って理解してから発表したい。

続いて、聞き手として。
発表者が言っていることがわからなかったら、わかるまで質問しよう。
わからないまま発表が流れていく、というゼミはあまりよくない。
どんな些細なことでも構わない。
わからないことは質問をして、発表内容をきちんと理解することに努めよう。
なお、発表者も発表技術が未熟であるため、そういう質問が発表者の技術を上げる。
ゼミの雰囲気として、わからないことはみんなで克服しようというのがあると、全員にとってためになる。
自分がわからない場合は、たいがい他のメンバもわかっていないので、質問は喜ばれると思っていい。
遠慮せずに質問をしまくろう。
質問をすることで質問力や質問度胸がついていくので、その辺りの力をつけるためにも意識的にやってほしい。
質問力や質問度胸というのは、研究を離れた後でも社会においてとても役に立つ。
質問力については、別記事にも書いているので参考にしていただければ幸い。


つらつら書いたが、心構えとしてはだいたいこんな感じか。
次は、発表資料について書く予定。
ではまた。





f:id:htyanaka:20210620231749j:plain 鳥取城跡かな。


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2021/06/20 23:12
よい子の寝る時間がすぎてしまった。
自宅にて。


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Update 2021/06/20
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