週刊雑記帳(ブログ)

担当授業や研究についての情報をメインに記事を書いていきます。月曜日定期更新(臨時休刊もあります)。

2017-01-01から1年間の記事一覧

本の紹介,「脳からみた自閉症 「障害」と「個性」のあいだ(大隅 典子(著),講談社ブルーバックス)」

脳からみた自閉症 「障害」と「個性」のあいだ(大隅 典子(著),講談社ブルーバックス) 大隅 典子(著) 難易度:☆☆ この仕事をしていると、 「発達障害について学びたいのだが何かよい本はないか」と聞かれることがよくある。 発達障害については注目され…

本の紹介,「池上彰東工大講義シリーズ(池上彰(著),文春文庫)」

池上彰東工大講義シリーズ 池上彰(著) 難易度:☆☆ わかりやすいニュース解説でおなじみの池上彰さん。 知らない人も多いとは思うが、彼は今東工大で教養系の教員をしている。 そんな彼の講義録を書籍化したのがこのシリーズ。 現代時事を理解する上で重要な…

本の紹介,「大人が知らない子どもの体の不思議(榊原洋一(著)、講談社ブルーバックス)」

大人が知らない子どもの体の不思議 榊原洋一(著) 難易度:☆ 関連分野:病弱生理、小児保健、小児発達学、生理学、発達心理学 子どもは大人と比較してできないことが多い。 それが成長に伴い大人に近づいていく。 まあ、こんな子ども観を持っている人が多いの…

障害児等病理学特論2017(鳥取大学・院)

授業内容 第1回 オリエンテーション(10/3) 第2回 神経系の基礎,発達障害の概要(1)(10/11) 第3回 発達障害の概要(2)(10/18) 第4回 発達障害の概要(3)(10/25) 第5回 自閉症の基礎(1)(11/8) 第6回 自閉症の基礎(2)(11/15) 第…

本の紹介,「竜馬がゆく(司馬遼太郎(著),文春文庫)」

竜馬がゆく 司馬遼太郎(著) 難易度:☆ 本の紹介コーナを思いついてもう数年がたった。 実際に記事を書き始めて半年。 専門系の本ばっかの紹介であった。 ただ,このコーナもともとは誰かの本探しのヒントになれば,と思い立ったもので, 専門書以外もどんど…

病弱児等の生理・病理・心理2017(鳥取大学)

授業内容 第1回 オリエンテーション 病弱の概要(1)(10/4) 第2回 病弱の概要(2)(10/11) 第3回 身体の構造と機能(1)(10/18) 第4回 身体の構造と機能(2)(11/8) 第5回 身体の構造と機能(3)(11/15) 第6回 循環器系の生理と病理(…

病弱児等の保健と指導2017(鳥取大学)

授業内容 第1回 オリエンテーション(10/4)【資料電子版UP済】 第2回 病弱の概要(1)(10/11)【資料電子版UP済】 第3回 病弱の概要(2)(10/18)【資料電子版UP済】 第4回 病弱教育の歴史と現状(1)(11/8)【資料電子版UP済】 第5回 病弱教育…

本の紹介,「転んでも、大丈夫: ぼくが義足を作る理由(臼井 二美男(著)、ポプラ社)」

転んでも、大丈夫: ぼくが義足を作る理由 臼井二美男(著) 難易度:☆ 関連分野:肢体不自由、特別支援教育、障害者スポーツ 義肢装具士という仕事をご存知だろうか。 世の中には何らかの理由で四肢を失った人や機能障害を持った人がいる。 義足等の義肢や機能…

本の紹介,1リットルの涙(木藤亜也(著)、幻冬舎文庫)

1リットルの涙 木藤亜也(著) 難易度:☆ 関連分野:肢体不自由、病弱教育、特別支援教育 特別支援教育系の教員を目指す人、福祉の現場で仕事がしたい人など、 将来障害のある人と関わる仕事を考えている人は様々な理論、制度を学んでいることと思う。 ただ、…

肢体不自由児等の保健と指導2017(鳥取大学)

授業内容 第1回 オリエンテーション(4/12) 第2回 肢体不自由の概要(1)(4/26) 第3回 肢体不自由の概要(2)(5/10) 第4回 肢体不自由教育の歴史(1)(5/17) 第5回 肢体不自由教育の歴史(2)(5/24) 第6回 肢体不自由教育の現状と仕組み…

肢体不自由児等の生理・病理2017(鳥取大学)

授業内容 第1回 オリエンテーション(4/12) 第2回 肢体不自由の概要(1)(4/26) 第3回 肢体不自由の概要(2)(5/10) 第4回 身体の構造と機能(概要)(1)(5/17) 第5回 身体の構造と機能(概要)(2)(5/24) 第6回 神経系の構造と機能(…

障害児等神経生理学研究2017(鳥取大学)

授業内容 第1回 オリエンテーション(4/11) 第2回 脳と神経の基礎 3.神経間の情報伝達 受容体まで(4/25) 第3回 脳と神経の基礎 のこり 脳科学の方法(1)解剖学的研究まで(5/9) 第4回 脳科学の方法(1)脳機能研究 脳科学の方法(2)CTまで(5/1…

本の紹介,「考える血管―細胞の相互作用から見た新しい血管像(児玉 龍彦 他,著)」

考える血管―細胞の相互作用から見た新しい血管像 児玉 龍彦 他(著) 難易度:☆☆☆ 関連分野:病弱生理、生理学、生物学、教養 血管について、最新の研究成果をわかりやすく解説した一般向け新書(ブルーバックス)。 血管の基本的な事柄からマニアックな研究成…

難易度の意味(本の紹介)

難易度の意味 ☆×1 すごくやさしい。 高校生から読める一般向け書籍。 ☆×2 やさしい。 大学教養レベルの一般向け書籍。 ☆×3 ふつう。 大学教養レベル~専門入門レベルの書籍。 新書・文庫等になれた人やその分野に抵抗のない人にもオススメ。 ☆×4 やや難しい…