雑記帳(ブログ)

担当授業や研究についての情報をメインに記事を書いていきます。

校長先生と仕事の話

遠く昔、高校生だったころの話。 当時の僕はドラムと出会い、狂がつくほどドラム漬けの毎日だった。 朝早く登校して、0限補習をサボってドラム練。 3時間目ののち早弁をし、昼休みはドラム練。 部活(吹奏楽部)の時間は当然にドラムをひたすら叩く。 母校は…

授業はきっかけと心得る(大学生のための学び方入門8)

大学で教えていると、学生さんと教員で授業に対する認識に差があるなと思うことが結構ある。 そのうちの一つが、授業で扱える内容の範囲について。 おそらく多くの教員は授業で扱える内容について、授業だけで十分だとは考えていない。 教養系の授業であって…

学び方を学ぶ(なぜ学ぶのか、何を学ぶのか 12 )

結構大事なのがこれ。 高校までにしっかりやっている、という人もいるかもしれない。 ただ、社会に出てから役に立つ学び方、という意味では高校までのそれは不十分。 大学生のうちにぜひ身につけておきたい。 さて。 高校までの学び方と大学以降のそれは何が…

自分の言葉で説明してみる(大学生のための学び方入門7)

授業をやっていると重要事項を丸暗記している学生さんにでくわすことがある。 確かにこの方法だと、試験点数は高くなる。 試験テクとしては否定しない。 ただ。 本当に理解しているのだろうか。 ただ字面を丸暗記しているだけで理解していないのであれば、こ…

被験者募集ー抑制に関する心理実験(小5-高2)

実験の概要 心理実験室において,PC画面を見ながら簡単な課題(ボタン押し)を行っていただきます. 謝礼 ご本人:2000円の図書カード 保護者:1500円の図書カード(交通費相当) 実験日程 2020年3月 実験時間 1時間半程度(説明含む,状況により時間は前…

被験者募集ー抑制に関する機能的MRI実験(小5-高2)、現在募集停止中

2020/03/16更新 現在コロナの影響により募集を停止しております 実験の概要 MRIという機械に入り,簡単な課題(ボタン押し)を行いながら脳の画像を取ります. 脳機能の発達を目的とする研究のため,小学5年生~高校2年生までの方を募集します. 謝礼 ご本人…

被験者募集ー抑制に関する心理実験(大人)

実験の概要 心理実験室において,PC画面を見ながら簡単な課題(ボタン押し)を行っていただきます. 謝礼 2000円の図書カード 実験日程 2020年3月、4月 実験時間 1時間半程度(説明含む,状況により時間は前後します) 実験場所 鳥取大学地域学部棟4F谷中実…

被験者募集ー抑制に関する機能的MRI実験(大人)、現在募集停止中

2020/03/16更新 現在コロナの影響により募集を停止しております 実験の概要 MRIという機械に入り,簡単な課題(ボタン押し)を行いながら脳の画像を取ります. 謝礼 5000円の図書カード,MRIの写真と解説(希望者) 実験日程 2020年3月 平日14:30以降 実験…

実験被験者募集について

鳥取大学地域学部地域学科谷中研究室では,脳や心の働きを調べる研究を行っております. 現在,以下の研究を進めております. 実験概要,各種条件等をご覧いただき,ご協力いただけるようでしたらメールにてご連絡いただければ幸いです. 実験一覧 抑制に関…

ちゃんと勉強したけど点数が取れなかった人へ

僕の授業評価は試験による。 100%試験のみ。 これの理由については前に書いた。 読んでない人はこちら『なぜ、テストをするのか』を読んでいただきたく。 さて。 今回はテスト後のハナシ。 やってみると予想外に点が取れなかった、という人が出てくる。 自分…

発表時の質問について(研究をしよう 18)

発表につきものなのが質問。 学部生だと慣れていないので、うまく答えられないこともしばしば。 今回はこの質問について、やっておいた方がよいことを書く。 質問にうまく答えるには、瞬発力のようなものが必要。 これは場数を踏むしかない。 ただ、無闇に場…

谷中研究室のメリット・デメリット

うちの指導方針やらなんやらは、 前に書いた 。 今回はもっとシンプルに、どんないいこと・悪いことがあるの、というのを書いていく。 ゼミ・卒論指導は大学教育の特徴だと思っているので、かなり力を入れている。 基本的には時間をかければかけただけ、自分…

学会へ行こう(2020年度ver)

学生さんに学会参加を促す記事の2020年度版。 学生さんにとって学会というと、なんかすごいところな気がするらしい。 が、そんなことは全くない。 分野にもよるが、卒論生や院生も発表している。 大人数の前で格調高く発表していることもあるが、ポスターの…

授業の内容は教員によって違う(大学生のための学び方入門6)

前回、授業の内容を疑え、と書いた。 今回はこれに関連する内容をば。 大学における授業の内容は、実施する教員によって異なる。 ちょっとだけ違う場合もあれば、それこそ全く別物になってしまうこともある。 なぜそんなことが起こってしまうのか。 大学の教…

僕の授業の目的外使用

今日はちょっとへんな記事。 僕はこの大学で特別支援学校の教員免許状に関わる科目を担当している。 以下は科目の一例。 病弱児等の生理病理心理 病弱児等の教育課程と指導法 肢体不自由児等の生理病理心理 肢体不自由児等の教育課程と指導法 障害児等神経生…

授業を疑ってみよう(大学生のための学び方入門5)

授業の内容は正しくないかもしれない。 いきなり何を言い出すのか、と、思われるかもしれないけど、大学の授業はそのつもりで聞いた方がいい。 どういうことか。 まず、高校までの学習内容について。 小中高で教えられることは文科省によってかなり厳密に決…

論文を書く(研究をしよう 17)

研究計画を遂行しさえすれば、結果が出る。 研究計画が完璧なら、ほぼ研究は終わったようなもの。 あとはこれを発表すれば出来上がり。 研究発表には2種類の方法がある。 1つは口頭やポスター等で概要をプレゼンテーションするというもの。 学会発表や卒論…

研究計画を立てよう 後編(研究をしよう 16)

さて、前回仮の仮説やら目的を決めたところまで書いた。 今回はいよいよ、研究計画。 仮の目的が出来上がったら、この目的を導き出すためのイントロの骨子を作る。 イントロそのものを書くのではなく、イントロの段落構成を考える。 段落ごとに主張したいこ…

研究計画を立てよう 前編(研究をしよう 15)

ある程度、先行研究の読み込みが進むと、その分野で何がわかっていて何がわかっていないのか、何が問いになりうるのかがわかってくる。 分野にもよるが、そうなるまでに論文を3-40本読むことになるか。 この段階になると、ついに研究計画を立てる、というこ…

イケイケお巡りさんとベテラン刑事とえん罪事件

その昔、家に帰るとポストに名刺が入っていた。 名刺には〇〇警察署 〇△課 巡査長 誰野誰太郎、とある。 名刺の後ろには、とある事件について聞きたいことがあるので連絡ほしい、とのこと。 知らぬ間に法を犯したか、冤罪事件か。 何かわからんがついに僕も…

文献を整理しよう(研究をしよう 14)

今回はダラダラ書いているこのシリーズ。 前回までに論文の読み方、探し方などを書いた。 ある程度文献を読むと次の問題に直面する。 どこかに書いてあったのだが、どこに書いてあったのか思い出せない。 たくさん読んだはずなのに、あまり覚えていない。 ま…

教員から学ぶこと(なぜ学ぶのか、何を学ぶのか 11 )

専門や教養を学ぶ。 英語力や統計能力を身につける。 ここまでそんなことを書いてきた。 ただ。 これらについては、大学に入らなくても身につけることができる。 現代社会は出版業界が確立していて、あらゆる知識は書物経由で目に入れることができる。 イン…

できないことは才能かもよ

大学生くらいになると、まあうすうす気づく思う。 人の能力って、生まれながらに平等ではない。 生まれながらに、歴然とした差が存在する。 同じ勉強をするにしても、血の滲むような勉強量が必要な人もいれば、一度聞いただけでさしたる努力もなく理解してし…

i am sam(映画で知る障害1)

色々あって、障害のある登場人物が出てくる映画を見る機会が増えた。 そこで、ただひたすら、観た映画の感想を書いていくことにした。 ネタバレなくこのテーマの映画を紹介しているページってわりとなくて、そういうのあったらいいな、と思ったため。 第1回…

新しいことを始めるということ

本を読んだり、誰かの話を聞いたり。 そういうことで刺激を受けると、人間というのは単純なもので、自分もやってみよう、となることがある。 でもなかなか始められない。 やろうやろうと思いつつ、先延ばし。 やりたいのに時間がない。 そんなことはないだろ…

大学院へ進学したい人へ No.2 身につけておくこと

前回は、大学院ってなぁに、という話を書いた。 今回は入るまでに身につけておいた方がよいこと。 英語力 これは必須。 どんな研究分野でも英語で情報を取れる(つまり、英語の論文や専門書が読める)ことは、研究を進める上でのかなり基礎的な能力になる。 …

質問をしよう(大学生のための学び方入門4)

結構大事なのがコレ。 でも、なかなかできないのも、コレ。 ただ、この姿勢を持って学んだ学生とそうでない学生では、かなりの差がつくことになる。 授業を受ける際は、必ずひとつは質問を考える、というのを自分に課すことをオススメする。 なぜこれが大事…

本の紹介,「遥かなる甲子園(山本おさむ(著),双葉社)」

遥かなる甲子園(山本おさむ) 著者(著) 難易度:☆ かつて沖縄に北城ろう学校という学校があった。 ご存知だろうか。 沖縄の人でも知らない人は多いのではないかと思う。 この学校はかなり特殊な学校で、1学年・同一世代のみで構成されていた。 その学年が…

本の紹介,「合理的配慮 — 対話を開く、対話が拓く(川島 聡 他,有斐閣)」

合理的配慮 — 対話を開く、対話が拓く 川島 聡 他(著) 難易度:☆☆☆ 合理的配慮という言葉をご存知だろうか。 これは障害者権利条約において提唱された概念。 日本は2014年に批准した。 これに対応した障害者差別解消法などが整備され、この中で合理的配慮が…

大学院へ進学したい人へ No.1 大学院とは

ちらほらそういう話を聞くので、今回はこのテーマ。 まず。 大学院とは何をするところなのか。 答えられるだろうか。 学部生の中には誤解している人も多い。 「さらに勉強をするところ」と考えた人は間違い。 勉強をするところは大学の学部で、大学院はそう…