週刊雑記帳(ブログ)

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ノートはいい、筆記具はいい No.3

さあ。
このどうでもいいシリーズも最終回(シリーズはこちら)。
この上、何を書くことがるのか、と思われるかたもいるかもしれない。
いや、しかし。
まだまだたくさんある。
今回はマニアック編。

ノートに筆記具で書く、ということをずっとやっていると、当然のことならが筆記具にこだわりが生まれる。
僕の場合は20代中頃だっただろうか。
まず、いいボールペンに手を出すようになる。
書き味とか色味とかそれらがモノによって大きく異なり、これがおもしろかった。
そうなると万年筆に手を出すまでにそんなに時間はかからない。
国産の万年筆に手を出したの皮切りに、いくつかの万年筆に手を出す。
ペン先の材質がどうだとか、形がどうだとか、面倒くさいことを言い出す。
このあたりから、「書くこと」が文字列を並べること、から、手に伝わる感覚も含めて楽しむもの、に変わっていく。

ただ。
万年筆は高い。
そして、万年筆は、その名の通り長持ちする。
そうすると、新しいものに手を出す、というのは永遠には続かない。
お気に入りを長く使い続ける、といういうところに落ち着く。
すると。
次に行き着くところ。
それは、筆記具・万年筆好きとしてはもう既定路線の「インク」沼ということになる。

ご存知ない方のために説明しておくと、万年筆というのはインクカートリッジを差し込んで使う他に、インクをインク瓶から直に吸い上げて使うことができる。
本体にスポイトのようなものを取り付けて、インク瓶から本体に吸い上げる。
使うインクは本体と同じメーカーのものに限定されず、世界中の好きなメーカーのものを使うことができる。
これがね、大変おもしろい。
インク一つで書き味が大きく変わる。
同じ色名でもメーカーによって微妙に色も書き味も違う。
さらに、同じ製品でも古くなったり水分が抜けたりするとやはり色が変わる。
これが本当におもしろい。
こうやって、インク沼というイケナイ沼へとハマっていく。
僕はブルー沼にかなり深くハマった。

そして、このインク沼にハマった人が次に行き着くのがノート。
インクが裏移りしないとか、インク×ノート紙質で書き味がですね。

かくして、文章を作ること、ではなく、書くという行為が目的化したオバカサンが出来上がる、というわけ。
まあ、でも、楽しいのでやめる気はない。

と、いうわけで。
思考を広げる道具として、ノートと筆記具を使ってみてはいかかでしょうか。
まずはそこから入っていただくので構わない。
で、いずれ、ですね。

ではでは。
今回はこのへんで。
ちなみにこの記事は最近入手したJet Streamのパーカータイプのボールペンインクで書いている。
こいつの書き味は、たまらない。




職場で常用している万年筆とインク。
最後まで使い切れるようにインク瓶に工夫があるのもおもしろいポイント。


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2023/11/05 16:34
本日3本目。
鳥駅スタバにて。



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Update 2024/01/21
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