週刊雑記帳(ブログ)

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ノートはいい,筆記具はいい No.2

このシリーズ、まさかの2作目(1作目はコチラ)。
ノートと筆記具というアナログツールがいかにいいか、という布教的な記事、その2。
ちなみに、その3もある。

なぜこのシリーズを書こうと思ったか。
最近、忙しさもあってか、週刊雑記帳が月刊化していた。
これは大変よくない。
久々に時間ができたので、iPadに向かってみるも、何も出てこない。
気づくとSNSいじったり、YouTube見たり、本や論文を読んだりしている。
疲れているとこんな感じになりがちで、一向に書けない。
で、初心に戻ってみた。

もともとブログ系の記事はノートに書きつけていた。
これは、こだわりでも何でもない。
昔はネットへのアクセスがあまりよくなかったせい。
カフェなどの出先でノートに書き、PCのある環境でデジタル化する。
仕方なくこのスタイルをとっていた。
そのうちiPadが手に入り、iPhoneのヘビーユーザになり。
徐々にデジタルで直接書く方式に移行していった。

しかし。
デジタル直接方式にはダメな部分もある。
一番は、その気の散りやすさ。
気が付くと「書く」以外のことをしている。
気が散りまくるのでなかなかアイディアが出てこない。
せっかく書き始めたのに、気づくとWebをさまよっている。
特に疲れている時にはコレがひどい。

ノートに書く方式だとコレが起きづらい。
おそらく、ノートしか目に入っていないのがよい。
さらに、利き手がペンでふさがっているのがとてもよい。
そもそもが面倒くさがりなタチなので、利き手のペンを持ち替えてまでスマホiPadに手を伸ばそうとはしない。
じゃまが入らないので、はかどるはかどる。

調べ物のためにデジタル機器に手を伸ばすこともあるのだけど、ノートが広げっぱなしになっているので、すぐに書いていることに引き戻される。
ADHD気質なオレにはピッタリ。

もう1つ、いいところがある。
それは、漢字変換機能や予測変換機能が使えないところ。
これは、「書く」ことに対してデメリットに思えるかもしれないが、違う。
細かな表現はコイツらがジャマをしてくることがある。
デジタルで書くと、手書きでは使わない漢字を使ったり、表現を使ったりしてしまうことがある。
漢字・仮名づかいは文全体のイメージを変えるので結構こだわっているのだけど、気づくとデジタル的な量産型の漢字・仮名づかいがい入り込んでくる。
これは予測変換によって出てくる表現なんかもそう。
まあ、便利さゆえのデメリットということなのだろうケド、自分の頭の中の文字と表出された文字に乖離が生まれて気持ち悪い。
頭の中の何かを文字にする前に候補を提示されてしまうので、ソイツに頭の中がひっぱられてしまう。
そうやって、なんか気に入らない文章が出来上がり、そのままお蔵入り、というのもよくある流れ。

まあ、そんなわけで、ノートにペンというアナログな方式の方がよく書けるよ、というオハナシ。
なお、このシリーズ、久々にアナログ方式で書いている。
やはり、デジタルとは違うな、というのを再認識するなどしている。

ではまた。
このシリーズ、もう一回だけ続く。




横浜ですかな。

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2023/11/05 14:55
2本目。
鳥駅スタバにて。



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Update 2023/12/04
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