週刊雑記帳(ブログ)

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困ったら相談してみよう(大学生のための学び方入門10)

今回はちょっと毛色を変えたトピック。
純粋な学び方からは少し離れたお話。

大学生活を送っていると困ることがある。
勉強がわからない。
単位が取れない。
将来が不安。
学費が払えない。
大学を辞めたい。
卒論がうまくいかない。
指導教員との相性に悩んでいる。
家族のこと。
人間関係で参っている。
バイト辞められない。

まあ人間生きていると悩みは尽きないもの。
こういう時は思い切って人に相談してみよう。
特に大学の場合、教員をうまく利用したい。
こんなこと相談してもしょうがない、と思うようなことでも相談してみたらいいと思う。
数多くの大学生を相手にしているので、たいがいの相談はすでに受けている。
社会経験も長いので、わりと解決策を提示できることが多い。
話すだけで頭がスッキリすることもある。
大学という組織は高校までと違って大人を相手にしているので、相談されないと動けない、というところがある。
ぜひ、相談してほしい。
最近の大学は学生のケアに力を入れているので悪いようにはならないと思う。
教員の手に余れば、専門的な相談窓口を紹介してくれる。

では、誰に相談するのか。
担任やチューター、指導教員といい関係が保てているのであれば、まずはこの辺りに相談してみるのがよい。
学生の相談にのる大学の窓口もあるので、そちらを利用するのも悪くない。
相談窓口の場合、対応するのはプロになるのでそれなりの専門性も期待できる。
もし、相談しづらければ、それ以外の仲いい教員でもいい。
授業を受けていてよさげだと思う教員をターゲットにしてもいい。
いきなり相談に乗ってくれと言いにくければ、授業の質問や本の紹介等を口実にアポを取り、ついでを装って話を聞いてもらうのもあり。
こういう相談テクは社会人になっても役に立つので、身につけておいても損はない。
相談に乗ってもらってコレジャナイと感じたら、別の教員にも相談をしてみるといい。
こういうのは相性があるので、ハズレもあればあたりもある。
もちろん、友人や身近な大人でもいいと思う。

なんでこんなことを書くのかと言えば、時々、相談してくれればなぁ、と思う学生さんに出会うことがあるから。
それ、相談してくれれば悪いようにならなかったのになぁ、という事例、やはりあるんだ。
しかし、相談してくれないと、どうにも動きようがない。
これは、大学以上の社会一般に共通しているところでもある。

と、いうわけで、大学生活でどうにも困ったら相談してみよう。
特に、重大な決断を下す前に経験豊富な先輩の意見を聞くのは有益だと思うよ。

ではでは。
また。




f:id:htyanaka:20200824060049j:plain 門司港駅かな。

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2020/08/23 16:50
夏が終わりますな。
鳥駅スタバにて。


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Update 2020/08/23
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