雑記帳(ブログ)

担当授業や研究についての情報をメインに記事を書いていきます。

スライド発表に関する本

スライド発表に関してはよく学生にアドバイスするので、その時紹介する本たちをまとめて記事にしてみた。
この技術は社会に出ても使えるので大学を出るまでに身についておくとよいと思う。
ここで紹介する本は、社会人や高校生にも使えると思う。
本記事の書籍情報と併せて、スライド発表についてまとめた「発表をしようシリーズ」も参考にしていただけたら幸い。

さて。
スライド発表に関する書籍は,(1)発表の構造に関するもの,(2)発表時の技術に関するもの,(3)発表資料(スライド)のデザインに関するもの,の3つが見られる。
論理的な発表の基本については(1)が該当するが,本の数は多くなく,基礎固めは論文・レポートの書き方の本で行う必要がある。
(3)に関しては説明されないと気付かないことも多いため,これに関する本を1冊は読んでおきたい。

研究発表のためのスライドデザイン(宮野 公樹)

宮野 公樹(2013) 『研究発表のためのスライドデザイン』 (講談社ブルーバックス)

スライド発表のデザインに関する本。
発表全体に関するデザインや注意事項から1つ1つのスライドのデザインまでを網羅して解説。
デザイン上気を付ける点と,具体的なスライドのビフォー・アフターが載っており,理解しやすい。
研究系の発表資料作成についてはこの本で全般的に学ぶことができる。

理系のための口頭発表術(R.H.R. アンホルト)

R.H.R. アンホルト(2008) 『理系のための口頭発表術―聴衆を魅了する20の原則』 (講談社ブルーバックス)

口頭発表のためのマニュアル本。
資料作成をメインとした本が多い中で,口頭発表全体に焦点を当てている。
資料作成を含めた準備から,当日の心構え,しゃべり方までTIPSを幅広く紹介。
理系とあるが,分野問わず基本を学べる。
例が作者の専門分野に偏っているのと,訳書特有の読みにくさがあるが,それ以上に有用な情報を得られる。
資料作成(デザイン)の本と併せて読んでおきたい。

社内プレゼンの資料作成術(前田 鎌利)

前田 鎌利(2015) 『社内プレゼンの資料作成術』 (ダイヤモンド社)

論理的な発表の構造に関する内容とデザインに関する内容を含んだ一般書。
研究系の本ではなく,民間の社内プレゼンを想定している。
発表資料の構造の部分はわかりやすくかなりためになる。
資料デザインについては研究系では好まれないものもあるが,
基本部分は一緒なので参考になる。
作者は元ソフトバンクの社員で,社内プレゼンの採択率が高かった達人とのこと。
さすが,高採択率を誇っただけあり,徹底的に論理的で聞き手(役員・社長)の視点にたった資料作成の基本がつまっている。
研究系の本を1冊読んだ後にこれを読むとまた違った視点が得られる。

学生・研究者のための 使える!PowerPointスライドデザイン(宮野 公樹)

宮野 公樹(2009) 『学生・研究者のための 使える!PowerPointスライドデザイン 伝わるプレゼン1つの原理と3つの技術』 (化学同人)

スライド一つ一つのデザインについて,丁寧に解説した本。
スライドを「背景・目的」「方法説明」「結果」「まとめ」「その他」に分け,それぞれのダメスライド例をよくしていくというスタイルで書かれる。
宮野 公樹(2013) 『研究発表のためのスライドデザイン』 (講談社ブルーバックス)など,資料作成に関する本を読んだ後で具体的な部分を学ぶのに適しているか。
1枚のスライドを丁寧に修正していき例が抱負なため,こんな見せ方もあるか,といった気づきもある。
プレゼンに慣れている人でも使えるTIPSが埋まっている。

一生使える 見やすい資料のデザイン入門(森重 湧太)

森重 湧太(2016) の 『一生使える 見やすい資料のデザイン入門』 (インプレス)

研究系に限らず広くプレゼン資料のデザインに関して解説した本。
スライド全体ではなく,1枚1枚についてのデザインがメイン。
TIPSの1つを説明した後,ビフォー・アフターで具体的に見せる。
はじめてプレゼンする人に読んでほしい内容。
もちろん研究系でも使える。




f:id:htyanaka:20200726225919j:plain 島根の奥の方。

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2020/07/26 18:32
休暇中。
鳥駅スタバにて。


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Update 2020/07/26
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