DNAと遺伝子・進化を学ぶための本で紹介した本は、絞りに絞ったもの。
この分野、のせきれなかったけどおもしろい本はたくさんある。
ここでは、そんな本たちを短評とともに紹介する。
随時更新する予定。
遺伝とDNAの基礎的な本
この分野は発展がめざましい。
僕の世代では大学で学んだようなことが高校生物で扱うようになっている。
このため、高校の生物基礎、生物学の教科書を取り寄せて読んでみるというのもおすすめ。
地域の教科書取扱書店に注文を申し込むと取り寄せられる。
高校の教科書は、高校生当時は全く気づかないのだが、あんな読みやすくわかりやすい読み物はなかなかない。
お値段も同様の内容の一般書を考えると格段に安い。
お金に余裕がある人は、電子教科書を買ってタブレットに入れるというのもいいか。
映像教材が豊富で、これはこれでおもしろい。
東京書籍の「改訂基礎生物」「改訂生物」あたりは僕も使用する。
基礎生物では「遺伝子とそのはたらき」で、生物では「遺伝子とそのはたらき」「生殖と発生」(「生命現象と物質」のタンパク質も参考になるか)で、それぞれ学ぶことができる。
以下は、教科書以外の本たち。
読了本。太田 邦史 の 「エピゲノムと生命」 https://t.co/gl2JQZEHYA DNAがタンパク質の設計図、までは知っている人も多いと思う。じゃあ各々の細胞の種類の違いはどこから生まれるのか。エピゲノムを知るとそれに迫れる。 #hrw #book #2017b
— Hisakazu YANAKA (@htyanaka) September 19, 2017
進化に関連した本
読了本。「ジャガイモのきた道: 文明・飢饉・戦争 (岩波新書)」 https://t.co/EmAHj5uqqh 穀物を育てることにより食の貯蔵ができるようになり文明が栄えた。イモは貯蔵できないからそうなり得ない、という定説に対し、じゃがいもの食糧としての歴史を振り返りながら異を唱えていく本 #hrp #book #2022b
— Hisakazu YANAKA (@htyanaka) July 30, 2022
読了本。鈴木尚の「日本人の骨 (岩波新書 青版 477)」 https://t.co/dn5CQWaj95 解剖学教室の片隅に置いてあった変な骨。その起源を探ることから始まり、日本各地で出土される骨を考察し、各時代の骨の違いに迫る。特に頭蓋骨の形の変化は詳しい。
— Hisakazu YANAKA (@htyanaka) May 28, 2022
日本人・人類学系の本。1963年刊
#hrp #book #2022b
タンパク質についての本
読了本。武村政春の「たんぱく質入門」 https://t.co/FTHk2Ohk6s 大学の教養生物学副読本調査用に読む。たんぱく質について、その基本から作られ方、働き、分類、役割まで、広く浅く解説した一般書。生物好きな高校生、文系大学生も読める。理系も副読本として○。オススメ。 #hrw #book #2020b
— Hisakazu YANAKA (@htyanaka) July 1, 2020
読了本。永田和宏「タンパク質の一生: 生命活動の舞台裏 (岩波新書)」 https://t.co/OEboBXlbYI DNAとタンパク質関係副読本調査用。タンパク質の合成から合成、分解まで、わかりやすく解説。タンパク質から生物を眺める本といっても。生物系の大学生はもちろん、教養としても読める #hrw #book #2022b
— Hisakazu YANAKA (@htyanaka) August 24, 2022
ではでは。
また。
尾道すな。
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2022/11/08 18:40
ひきこもり。
自宅にて。
Update 2022/11/08
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