週刊雑記帳(ブログ)

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PCのスキル(なぜ学ぶのか、何を学ぶのか 13 )

大学生と接していて、思いの外できないのが、PC。
これ、わざわざ学ぶものでもないが、大学生のうちに技術を身につけておくと、社会に出てからかなり役に立つ。
大学のうちは練習だと思って、これを身につけることを自らに課してみてはいかがだろうか。

基本的にPCは面倒くさいことを簡単にする機械。
スキルをきちんと身につけさえすれば、効率が上がり楽をすることができる。
こいつをちゃんと身につけないと、PCの操作自体に時間を取られて逆に非効率になる。
避けて通らなければほぼ誰でも使えるようになるので、大学生のうちにスキルを磨いておきたい。
社会に出ると改めてスキルを身につける時間がとりづらくなる。
スキルが身につくまでのちょっとの間は効率が下がるが、その後効率が飛躍的に上がって十分ペイできる。
これから説明するスキルを全部身につけると、作業時間は半分以下になると思う。
苦手意識を持たずがんばっていただきたく。

キーポジション(ブラインド・タッチ)

まず一つ目。
人差し指で一生懸命探して打っている人を見かけることがある。
これ、ぜひ改めてたい。

じゃあどうするのか。
キーポジションというものがある。
PCは指をどこに置き、どの指でどのキーを押すのか、その方法が定められている。
こんなもん覚えなくても打てるっちゃ打てるのだが、キー配置がそういうのを念頭に作られているので、覚えた方が早くなる。
ホームポジションについては、下記のサイトが参考になる。
https://happylilac.net/sy-keyboard03.html

キーポジションを覚えるまでは、キーポジションの図を印刷して手元に置いておく。
あとは、律儀にそれを守ってPC作業をやればいい。
しばらくは今までの独自の方法の方が早いと思う。
が、いずれスピードでは抜く。
ヒトのこころ・脳はそういう風にできている。

わざわざタイピングソフトなどで練習などしなくとも、日々のPC作業で地道に身につけていくのでいいと思う。
なお、そのままやり続けると、いずれキーを見なくとも打てるようになる。
これもわざわざ練習するのではなく、結果そうなる、を目指したらいいと思う。

ショートカット

PC作業のうち、マウスで行う大部分の作業はキーボードのみでできる。
これをショートカットという。
キーポジションを守ってキー操作ができるようになると、通常はマウスから手が離れていることになる。
よって、ちょっとした操作のたびにマウスを握り直すのは結構手間。
例えば、入力を間違えて大事な文がバッサリ消えてしまった。
こういう時、おそらくマウス操作で「やり直し」コマンドをクリックすることと思う。
ところが、ショートカットだとこれが「Ctrl+z(Ctrlを押しながらzキーを押す)」で一瞬でできる。
他にもいろいろなショートカットがあるので、よく使うものについては覚えて活用したい。
詳しくは下の記事に別に書いておいたので、参考にしてほしい。
ショートカットキーを使いこなそう(大学生が覚えたいスキル)

ちなみに、ショートカットが使える学生と使えない学生で、卒論のスピードは倍近く違う印象。
日々のレポートで使えるようにして卒論に挑みたい。

その他心構え

PCというとなんか難しい機械というイメージを持つ学生が多い。
なんとなく苦手意識を持つ。
特に文系の人に多い。

が。
PCってそもそも作業を楽にするために考え出されたもの。
特にこの機械、単純作業の繰り返しを楽にするのが得意。
よって、PCを使っている最中に単純作業の繰り返しで大変、という状況に陥ったら、楽にする方法があるのではないか、立ち止まってみよう。
たいがい、めんどくさがり屋の先人達がうまい解決方法を作ってくれている。
調べて、それをうまく利用したい。
その技術を覚えるのが大変そうな場合でも、多用する可能性があれば覚えた方がよい。
覚えた時間は、のちの効率アップにより必ず戻ってくる。

PCは楽をする機械。
これを念頭に置いて、常にこの機械を使って楽をすることを考える。
この心構え、結構大事だと思っている。


ではでは。
今回はこの辺で。
また。




羽田空港にて

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2020/05/24 20:16
2本目。
駅前スタバにて。


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Update 2020/05/24
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