週刊雑記帳(ブログ)

担当授業や研究についての情報をメインに記事を書いていきます。月曜日定期更新(臨時休刊もあります)。

なぜ学ぶのか、何を学ぶのか No.1 はじめに

君たちはなんで大学に入ったのか。
大学で何を学ぼうと思っているのか。
まあそんな大それたことでなくとも、
これはやっといたほうがいいよー、とか、
コイツをやっておくといろいろ役に立つよ、とか、
教員やっているとそういうのはわりとたくさんある。

しかし。
大学で教えるようになっていくらかたつが、
どうもそういうことを学生に話す機会はほとんどない。
3,4年生になって研究室配属が決まるとようやくそんな機会もやって来るのだが、
その時にはもう残された時間はそう多くはない。
就活に卒論で、なかなか時間を取れない時期でもある。

そこで、ここで書いてみたらいいんじゃないかと思った。
あまり肩肘張らず、ゆるーく書き散らかしていこうと思っている。
あくまで私見だけど、まあ何かのきっかけになってくれたら幸い。




文字だけってのも味気ないので、写真も載せてみよう。
これは羽田で撮ったお気に入り。
飛行機、カッコいい。


なぜ学ぶのか、何を学ぶのか 2 へとと続く


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2018/06/30 19:47
のんびりと。
鳥取のスタバにて。


なぜ学ぶのか、何を学ぶのか カテゴリーの記事一覧 - 雑記帳(ブログ)

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Update 2018/06/30
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iPhoneのガラスと猛禽類のハナシ

iPhoneを使うようになってから5年以上たつ。
僕はわりとうっかりさんなのだが、iPhoneを落っことすということはあまりなく、運も手伝ってか画面を割ったことはなかった。
ところが。
ついに、ついにやってしまってのである。
車のドアポケットに入れといたiPhoneがドアを開けたはずみで地面に落ち、画面がバリバリ。
いじると指にガラスが刺さるほどなので即修理となった。
チーン、2万円也。

そんなことがあったので、画面割れには大変気を使うようになった。
もう高いガラス交換はごめんだ。
単位落としてもiPhone落とすな。
その精神で日々生きていたわけです。

時は変わって。
あれは学会出張中の昼休み。
混んだ食堂でご飯を食べるのがいやで、
朝、コロッケパンを購入。
公園のベンチに座ってのんびりとパンを頬張っていた。
そうだ、午後のプログラムはなんだったかな?
そんなことを考えながらiPhoneを右手でつついてた。
その時だった。

背後頭上から何者かが、急降下。
大きなボディ、素早い飛翔、コロッケパンを狙った鋭い足の爪。
鷹かトンビか。
猛禽類である。
まるでスローモーションを見ているようだった。
奪われるものかと鋭い爪からコロッケパンを巧みにかわし、落とすものかとパンをしっかり握った。
ヤツの爪は僕の左手に若干の傷を残し、再び上空へと帰って行った。
僕の食い意地が勝ったのだ。

さあ。
聡明なみなさんはもうお気付きのことと思う。
僕のコロッケパンは守られた。
しかし。
僕の右手からはiPhoneがね。
ガラス交換後ひと月以内の出来事だった。




割れた箇所をそのままにだましだまし使っていたiPhoneは、先日再び落下&激しいガラス割れ。
こうなるまでに数回、落としてはヒビを入れてるので、なるべくしてなった感じ。



そして新同品交換になった。
初回ガラス交換から4ヶ月もたたず。
チーン、3万6千円也。


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2018/07/08 21:05
休日モード全開。
汽車の中にて。


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Update 2018/07/08
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梅雨の都内旅日記2018

ここんところちょっと忙しかった。
なかなか息つく時間がない。
ところが。
今週末の仕事の予定がいろいろあってキャンセルになり、思いがけず時間ができた。
これはどうすんべぇか、と、思ったのが2週間くらい前の話。
昨年度は出張地獄でわりと都内出ていたが、
よく考えると今年度は都内出張がまだない。
大変めずらしい。
よぉし、じゃあここはひとつ都内に出て、のんびり過ごそう、ということになった。

せっかくなのでたまには旅気分を出そうと、陸路で計画。
A案:全部普通列車
B案:山陰線を京都まで特急、のち新幹線
C案:岡山まで特急、のち夜行列車
A案は疲れるので却下、いつかそのうち。
B案は朝イチで一本しかなく、早起きがイヤ、却下。
C案は、、、いいね、たまらぬ。
ということで、C案に決定。
早速切符を取りワクワクしていた。

そして昨日。
出発の日。
さあ、読めてきたね。
仕事をしつつ、昼休みに天候が気になり始める。
昼休みの終わりくらいに、岡山まで出る特急が運休。
夜行列車は動いているし、米子経由なら岡山行けそうなので、駅員さんに交渉して早出発で対応しようとなった。
が、夕刻頼みの夜行列車の運休が決定。
こりゃあ参ったぞ、新幹線に切り替えよう、と思うも、すでに山陽に出る特急が全運休。
うーん、、、じゃあ次の日の特急・新幹線コースだな、と思うも、次の日も特急全滅。
もちろん却下されたA案B案も運休でダメ。
あぁ。
orz

そんなわけで、結局空路で到着。
まあ来れただけよかったとすることにした。
これからなんのラーメンを食べようかと考えながら今これを書いている。



久々に大学時代の友人と会って少し変わったタリーズのコーヒーを飲む。
ちょっとよい豆なのかな。


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2018/07/06 19:39
本読んだり、ボーッとしたり。
横浜のタリーズにて。


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Update 2018/07/06
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本の紹介,「科学者と戦争(池内 了,岩波新書)」

科学者と戦争
池内 了(著)
難易度:☆☆


科学技術と戦争は切っても切り離せない関係だということに異論のある人はほとんどいないと思う。
ノーベルが発明したダイナマイトはその後戦争に使われたし、
インターネットは軍事目的で開発されたものが民間に転用されたものである。
では、科学は戦争を進めるのだろうか。
戦争は科学の推進に必要なものなのだろうか。
科学者は戦争にどんな責任を負うのだろうか。
戦争のための科学と人類のための科学の境目はどこにあるのだろうか。
そんな戦争と科学について、国内外の歴史や最近の流れ等をまとめて論じた新書がコレ。
科学者が戦争とどのような関わりを持ってきたか、
その歴史から最近の流れまでを整理して解説する。

歴史の部分では海外の事例とともに、日本の戦中戦後の話が書かれていて興味深かった。
戦中は日本の少なくない科学者たちが、軍事研究に協力した。
しかし、敗戦。
協力した研究者たちも含め反省し、再び軍事研究に加担しないという決意のもといろいろな仕組みを作っていった。
このあたりのことを整理して理解することができる。
その文脈の中で現在の軍事研究反対の主張を考えると、
文脈から切り離して考えた時とはまた違った受け取り方ができると思う。

また、軍からお金がでる基礎研究とはどのようなものなのかについて、
最近の日本の防衛予算のものも含めて知ることができるのもおもしろい。
軍事系の予算は他の科学予算とは性質が異なる。
この視点は研究者の側もわりと欠落していて、
確かになあと思うポイントがいくつかあった。
特に、軍事という性質上、研究の自由や発表の自由に制約が起こりやすいというのは忘れがちな視点だと思った。
最初は自由度が高いが徐々にそれがなくなっていく性質があったり、
研究者が食いつきやすいように各所に工夫が施されているという話があったりして、おもしろかった。

最近日本でも防衛省系の公募型研究費の募集が行われている。
これを巡って、大学界隈では応募の是非を巡って議論がなされおり、
研究費を受け入れたい研究者や肯定的な意見を持つ研究者も見られるようになった。
肯定的な意見も一見正しいところもあるように思えるのだが、
やや一面的なところがある。
この本を読むともう少し多面的に問題を捉えられるようになると思う。
問題が問題なだけに、肯定するにしろ否定するにしろ、多面的に捉えた上で意見を持ちたいもの。
多くの研究者に読んでほしい一冊である。



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Update 2018/07/01
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バンクーバー旅日記2017 その3 時差ボケ街道

さて、長らく続いたこのシリーズも最終回。
日曜日に到着し、6日間を過ごして金曜の本日さよならバンクーバー
お昼過ぎまで街を少し歩いて、
お気に入りの中華料理屋でお気に入りの焼き手打ちうどんみたいな焼きそばを食す。
コレが日本にはない味でなかなかうまかったんだ。

午後もちょっと過ぎたくらいに、空港行きの電車に乗り込み、少し早めの移動。
余裕を持って出国手続きをし、免税エリアでのんびり。
ショップを見たり、スタバへ行ったりしたのち、
時間になったので飛行機に乗り込み、
今機内でこれを書いている。

ところで。
長い移動の場合、時差ボケが問題になる。
一般的な傾向なのかオレだけなのかは知らぬが、
北米だと時差ボケは帰りの方がキツイ。
行きの場合は夜にでて午後中頃くらいに着く。
この場合は出発当日昼過ぎまで寝て、機内で数時間仮眠、
着いてから疲れに任せて早めに寝てしまえば、だいたいなんとかなる。
(個人の意見であり、、、、、)

問題は帰りである。
出張先では用務もあり、睡眠時間コントロールが難しい。
出発当日はチェックアウト時間があり朝寝坊は不可能。
だいたい疲れ切っているので搭乗後機内でガッツリ寝ることになる。
ところが到着は夕方から夜らへん。
今度は寝れないということになり、
時差ボケの出来上がりとなる。

本日もそのコースを覚悟。
離陸後、機内食をいただき、早速眠くなってくる。
座席のエンターテイメントサービスをいじってみたところ、
NHKの衛星放送があったのでポヤポヤしながら眺める。
そろそろ落ちるかな、、、と思ったくらいにはじまった、
大河ドラマの直虎が意外におもしろくちょっと持ち直す。

が、やはり限界で、後半からだんだん眠気が増してくる。
直虎が終わるともはやこれまで感が強く、
ミニニュースが終わったらもう寝よう、という気分になった。
しかし。
しかしである。
ニュースが終わった瞬間、聞き覚えのある音楽が。
NHKのスポーツ番組の前に流れるアイツ。
映像は見覚えのある甲子園球場のツタ。
ん?この時間、そして甲子園って、もしかして!!

ビンゴでございます。
我がヤクルトスワローズの中継じゃあないですか。
ご存知の方もおられるかとは存じますが、
オレは超がつくほどのヤクルトファン。
我が家にはテレビがなく、あったとしても我がスワローズは大変マイナーな球団のため、
テレビ中継を見る機会などほとんどない。
そんなテレビ中継がまさかの機内で。
テンションだだ上がりでございます。
神様ありがとう。

そんなわけで、今回のフライトはたぶん寝ない。
うまくいけば時差ボケにもならんのじゃあないか、
と思っている。

ただ、いい試合かというと、それは別問題。
今シーズンのヤクルトはだいぶ弱い。



ほぼ毎日食べ続けた焼きそばっぽくない焼きそば。



ラーメンはハズレ。
やはり日本のラーメンは難しいか。



空港に向かう電車より。
バイバイ、バンクーバー
また来るぜ。



2017/07/01 15:59
仮眠仕様の暗い機内で一人盛り上がりながら。
バンクーバーからの帰りの飛行機にて。

バンクーバー旅日記2017 その2 スタバに行く

バンクーバーにはスタバがある。
それもたくさんある。
オレはコーヒーがわりと好きなので、そりゃあもう、早速行くわけである。

で。
店: "何にいたしましょうか?"
や: "Drip coffee, please"
店: "? ・・・! OK."
出てくるには出て来たのだが、スムーズにはいかない。
オーダーの仕方がまずかったかなぁ、と反省。
次は丁寧に行こう、と思い直す。

で、2回目。
店: "何にいたしましょうか?"
や: "Could you give me a Drip coffee?"
店: "? ・・・! OK."
どうやら、Drip coffeeの部分が違うらしい。
出てくるには出てくるのだが、どーせならスムーズなのがよい。
次がんばる方向で。

そして3回目。
よく見回してみると、黒板にブレンドの文字がある。
アレだ。
店: "何にいたしましょうか?"
や: "Let me have a blend coffee!"
店: "???"
、、、通じない。
仕方ないので黒板を指差すと、
店: "Oh, OK! でどの豆にする?ケニア?で、どれとどれを混ぜる?"
や: "えっ"
大パニック。
や:"ええと、じゃあエチオピア"
店:"で、どれ混ぜる?ケニア?"
や:"いや、あの、エチオピアだけで"
どうやら、ブレンドコーヒーとは高級な豆を混ぜるもののよう。
ブレンドと言いながら単一豆と言う意味のわからん商品をゲット。
次がんばる。

4回目。
もうこうなったらアレしかない。
や:"I'll have a regular coffee"
店:"Yes, ser. で、クリームはいる?"
やった。
これだ。
これだったんだ。

と、言うわけでその後コーヒーを買うのに困ることはなかったという。
メデタシメデタシ。

ところで。
帰りのバンクーバー空港で最後のスタバへ行ったのだが、
前のネイティブが以下のオーダー。
ネ:"Coffee, tall."
店:"はいよ。"
や:(ええっ!!)

今度カナダ行った時に試してみようと思っている。


大変残念なことに、記事化するつもりがなかったのでスタバの写真がない。
というか、バンクーバーのらしい写真がない。
これは、わりと夜遅くの街の写真。



いい感じの古本屋を見つけてパチリ。
中もなかなか素敵だった。


2017/07/01 14:44
だいぶ北のほうを飛行中。
帰りの飛行機の中で。

バンクーバー旅日記2017 その1 出発

先日、携帯の中から去年の6月に行ったバンクーバーの旅日記が見つかった。
書きかけな上に、大変今さら感があるのだが、
まあせっかく書いたので公開することにした。
というわけで、以下は旅日記本文。
シリーズでいくつかあります。



ひさーしぶりに、海外出張。
今回の目的地はカナダはバンクーバー
本当は年1回くらい行きたいのだが、
まあいろいろあってそうもいかず。
鳥取赴任後は初の出張と相成った。

そんなわけで、ただいまバンクーバー行きの機内にいる。
本でも読もうかと、考えていたところなのだが、
前のおじさま方がだいぶにぎやかで自然とそっちに耳が行く。
殿方3人衆。
ラウンジでお酒でも飲んだか全員いい感じに出来上がってて、
まるで高校生のようなノリでCAさんに話しかける。
1人はやんちゃでわーきゃー話し、
1人は冷静ツッコミ役、
1人は笑ってなだめ役。

普通、電車とか飛行機でうるさいと心地よくはないものなのだが、
この3人衆は心の底から楽しそうで、
全くもってそうは感じないから不思議。
一体こいつらなんの集まりだろうと気になっていたところ、
やんちゃ氏曰く、高校の時の同級生なんだそう。
55年の付き合いというから70歳といったところか。
毎年バンクーバーに釣りに行っている恒例の回らしく、
ツッコミ氏に至ってはこれが原因でバツイチになったんだとかなんとか(やんちゃ氏談)。

なるほど、納得。
楽しそうなわけだ。
ああ、こういうのよいなぁ、とほっこりしたところで、静かになったので読書へと進む。

現在、釧路の少し南を飛行中。
旅はまだまだ長い。




これはバンクーバーの市内で撮ったやつ。
飛行艇がいてテンション上がった。


2017/06/25 22:38
のんびりモードで。
バンクーバー行きの飛行機の中で。