週刊雑記帳(ブログ)

担当授業や研究についての情報をメインに記事を書いていきます。月曜日定期更新(臨時休刊もあります)。

いつも〆切に追われている話(大学教員・研究者という生き物9)

大変久しぶりなこのシリーズ。
我々、わりと〆切仕事を抱えている。
しかも複数。
我々が忙しそうにしている理由の一つがこれ。

まず、大学は学校であるため、それに付随した〆切がある。
例えば、授業準備。
毎週毎週、〆切仕事をしているようなもの。
1年を通じて時期時期に定められた仕事もある。
学生募集のパンフレット、カリキュラムの改訂などなど。
細々したのは結構多い。
まあでも、これはどんな仕事にもある程度ある類のもの。

役職・担当特有のものもある。
大変なのは入試問題系。
チェックや印刷も含めると結構〆切がタイトになる。
ミスはできないので、おかしなところが見つかり次第、さらにタイトな〆切で対応を迫られる。
こういう系統の〆切仕事はわりとある。

研究系だと、公募研究費の申請なんかがそう。
〆切はあらかじめわかっているはずなのだが、なぜか追い詰められる。
投稿論文の〆切もあるか。
これはある程度自分のタイミングでできるのだが、投稿論文の修正だと〆切までに修正しないと載せてもらえない。
他には、研究費の報告書、学会発表申し込みまでに研究結果をまとめる、学会や研究会の発表などなど。
学外の仕事だと、依頼原稿や本の〆切、講演会や非常勤授業の〆切。
まあ、わりと〆切が多い。

急な〆切は突然に的なシリーズもある。
例えば、共同研究者が論文を投稿するのでコメントをくれと言ってくる場合。
論文の査読(詳しくはこちらを読んでいただいて)の依頼なんかもあるか。
同僚や共同研究者が忘れてたり〆切に追われてたりで、ものすごくタイトな〆切で依頼をしてくることもある。
これらはそれぞれがやりがちなためお互い様。
言われた通り対応することが多い。
学生さん絡みでこれがやってくることもある。
だいたい切羽詰まっている人からの依頼の〆切はタイト。
でも状況がわかっているだけに受け入れがち。
そして、そういう人が結構多い。
もちろん僕は急先鋒。

問題は、これらがいくつも重なること。
日常業務の〆切をこなしつつ、前からわかっていた重い仕事の〆切を見据えつつ、査読依頼を1つ引き受けたところに、どこからか至急の〆切仕事が。
かくして目の前の〆切を片付けることにいっぱいいっぱいになり、これが終わったら次、みたいな自転車操業状態に。
〆切前売れっ子作家ごっこが仕上がる。

まあしかし。
よく考えたら計画的に難なくこなす優秀な方もいらっしゃる。
ここまで書いて気づいたことには、これ、僕の特性によるのじゃ。
いやいや、まさかまさか、はははー。

ではまた。




f:id:htyanaka:20211212213126j:plain 木次線のどこかの駅にて。

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2021/12/12 21:27
休日出勤後。
鳥駅スタバにて。


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Update 2021/12/12
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