週刊雑記帳(ブログ)

担当授業や研究についての情報をメインに記事を書いていきます。月曜日定期更新(臨時休刊もあります)。

被験者募集ー抑制に関する心理実験(小5-高2)

実験の概要

心理実験室において,PC画面を見ながら簡単な課題(ボタン押し)を行っていただきます.

謝礼

ご本人:2000円の図書カード
保護者:1500円の図書カード(交通費相当)

実験日程

2020年3月

実験時間

1時間半程度(説明含む,状況により時間は前後します)

実験場所

鳥取大学地域学部棟4F谷中実験室
https://goo.gl/maps/BKoLjChGXzgLjT9X6

被験者の条件

・小5~高2までの方(保護者への説明と同意がいるため,保護者同伴の必要があります)
・右利きの方
・視力(矯正視力でもOK)・色覚・聴覚ともに正常な方
・閉所恐怖症、暗所恐怖症でない方

詳細な研究説明書

研究説明書(pdf)

申し込み方法

件名に「発達心理実験参加希望」とし,本文に下記必要事項を記載の上,メール(アドレス:yanaka[あっとまーく]tottori-u.ac.jp,[アットマーク]の部分は@へ変えてください)にてお申し込みください.
必要事項:
①氏名(フリガナ),②年齢,③性別,④生年月日,⑤希望の日程(可能な日をたくさん書いていただけると助かります)



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Update 2020/03/09
Since 2016/03/06
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被験者募集ー抑制に関する機能的MRI実験(小5-高2)、現在募集停止中

2020/03/16更新
現在コロナの影響により募集を停止しております

実験の概要

MRIという機械に入り,簡単な課題(ボタン押し)を行いながら脳の画像を取ります.
脳機能の発達を目的とする研究のため,小学5年生~高校2年生までの方を募集します.

謝礼

ご本人:2500円の図書カード,MRIの写真と解説(希望者)
保護者:1500円の図書カード(交通費相当)

実験日程

2020年3月
平日14:30以降

実験時間

1時間半~2時間程度(説明含む,状況により時間は前後します)

実験場所

国立病院機構 鳥取医療センター MRI検査室
https://tottori.hosp.go.jp/index.html
http://bit.ly/K7WVCH

被験者の条件

・小5~高2までの方(保護者への説明と同意がいるため,保護者同伴の必要があります)
・右利きの方
・視力(矯正視力でもOK)・色覚・聴覚ともに正常な方
・体内に心臓または神経ペースメーカーを装着していない方
・体内に動脈クリップ等金属性のものがない方(過去に手術をしたことがある方は注意してください)
歯列矯正装置を装用中でない方
・いれずみ(タトゥー)を入れていない方
・閉所恐怖症、暗所恐怖症でない方
・長時間(1時間くらい)仰向け姿勢を保つことが困難でない方
・妊娠していないもしくは妊娠している可能性のない方

詳細な研究説明書

研究説明書(pdf)

申し込み方法

件名に「発達MRI実験参加希望」とし,本文に下記必要事項を記載の上,メール(アドレス:yanaka[あっとまーく]tottori-u.ac.jp,[アットマーク]の部分は@へ変えてください)にてお申し込みください.
必要事項:
①氏名(フリガナ),②年齢,③性別,④生年月日,⑤希望の日程(病院との日程調整を行いますので,可能な日をたくさん書いていただけると助かります)



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Update 2020/03/09
Since 2016/03/06
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実験協力者募集ー抑制に関する心理実験(大人)(残,男0,女0)【終了しました】

実験の概要

心理実験室において,PC画面を見ながら簡単な課題(ボタン押し)を行っていただきます.

謝礼

2000円の図書カード

実験日程

2020年3月、4月
2020年10月~

実験時間

1時間半程度(説明含む,状況により時間は前後します)

実験場所

鳥取大学地域学部棟4F谷中実験室
https://goo.gl/maps/BKoLjChGXzgLjT9X6

被験者の条件

・20歳以上の大学生
・右利きの方
・視力(矯正視力でもOK)・色覚・聴覚ともに正常な方
・閉所恐怖症、暗所恐怖症でない方
・3,4月の実験に参加していない方

詳細な研究説明書

研究説明書(pdf)

申し込み方法

件名に「成人心理実験参加希望」とし,本文に下記必要事項を記載の上,メール(アドレス:yanaka[あっとまーく]tottori-u.ac.jp,[アットマーク]の部分は@へ変えてください)にてお申し込みください.
必要事項:
①氏名(フリガナ),②年齢,③性別,④生年月日,⑤希望の日程(可能な日をたくさん書いていただけると助かります)
※⑤については、12月5日、6日のみ土日も可能です。

注意事項

・メールの返信は平日に行います
・平日3日を過ぎて返信がない場合は,メールが届いていない可能性がありますので再度お申し込みください
・実験は週に数件程度しか行わないため,予約状況によっては少し先の日程のご案内になります
・なるべく授業の合間等,ついでに行っていただけるように日程調整を行います


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Update 2020/11/29
Since 2016/03/06
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被験者募集ー抑制に関する機能的MRI実験(大人)、現在募集停止中

2020/03/16更新
現在コロナの影響により募集を停止しております

実験の概要

MRIという機械に入り,簡単な課題(ボタン押し)を行いながら脳の画像を取ります.

謝礼

5000円の図書カード,MRIの写真と解説(希望者)

実験日程

2020年3月
平日14:30以降

実験時間

1時間半~2時間程度(説明含む,状況により時間は前後します)

実験場所

国立病院機構 鳥取医療センター MRI検査室
https://tottori.hosp.go.jp/index.html
http://bit.ly/K7WVCH

被験者の条件

・20歳以上の大学生
・右利きの方
・視力(矯正視力でもOK)・色覚・聴覚ともに正常な方
・体内に心臓または神経ペースメーカーを装着していない方
・体内に動脈クリップ等金属性のものがない方(過去に手術をしたことがある方は注意してください)
歯列矯正装置を装用中でない方
・いれずみ(タトゥー)を入れていない方
・閉所恐怖症、暗所恐怖症でない方
・長時間(1時間くらい)仰向け姿勢を保つことが困難でない方
・妊娠していないもしくは妊娠している可能性のない方

詳細な研究説明書

研究説明書(pdf)

申し込み方法

件名に「成人MRI実験参加希望」とし,本文に下記必要事項を記載の上,メール(アドレス:yanaka[あっとまーく]tottori-u.ac.jp,[アットマーク]の部分は@へ変えてください)にてお申し込みください.
必要事項:
①氏名(フリガナ),②年齢,③性別,④生年月日,⑤希望の日程(病院との日程調整を行いますので,可能な日をたくさん書いていただけると助かります)



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Update 2020/03/09
Since 2016/03/06
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実験被験者募集について

鳥取大学地域学部地域学科谷中研究室では,脳や心の働きを調べる研究を行っております.
現在,以下の研究を進めております.
実験概要,各種条件等をご覧いただき,ご協力いただけるようでしたらメールにてご連絡いただければ幸いです.

実験一覧

抑制に関する機能的MRI実験(大人)
抑制に関する機能的MRI実験(小5-高2)
抑制に関する心理学実験(大人)
抑制に関する心理学実験(小5-高2)


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Update 2020/03/10
Since 2016/03/06
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ちゃんと勉強したけど点数が取れなかった人へ

僕の授業評価は試験による。
100%試験のみ。
これの理由については前に書いた。
読んでない人はこちら『なぜ、テストをするのか』を読んでいただきたく。

さて。
今回はテスト後のハナシ。
やってみると予想外に点が取れなかった、という人が出てくる。
自分では結構勉強した。
なのにこの点数なのは納得いかない。
そんな人たちに、振り返ってほしいポイントを書く。
僕の授業じゃなくとも役に立つことと思う。

勉強時間が圧倒的に足りない

大学の単位は授業時間×2倍の自習時間を想定している。
これはわりと知らない学生さん多いのだが、日本の大学制度ではそうなっている。
まあ、そうでなくとも、授業だけ聞いて他は無勉強なんてので得られる知識なんてたかが知れている。
授業の時にわかった気になっても、その場限りですっかり忘れている、なんてことは多い。
少なくとも資料の見返し、教科書の読み込みは必要。
点数が取れなかった人に問う。
教科書・資料は何度読み返しただろうか。
単位落とした人で、教科書を3回以上読んだ人はいないと思う。
僕の授業・試験に関しては断言できる。
他の教員の授業でも、まあ当てはまるんじゃないだろうか。
教員としては、複数教科書を読んだり紹介した関連書籍を読んだり、そうやって深めてほしいと思ったりしているが、まあそこまでやらなくとも、一冊のしっかりした教科書と配られた資料の読み込みくらいはやりたいもの。

やった気になっている

よくあるのが、このタイプ。
徹夜でやったのに点数が取れなかった。
時間をかけたのにあまりできなかった。
本当にやっている場合もあるのだけど、実はあまりできていない、という場合もある。
例えば、徹夜。
ものすごくやった感が出るのだが、実時間に直すと大したことがない。
疲れてしまってぼーっとしている時間が長い。
これは定期的にやってる場合も同じで、実はスマホをいじっている時間が長くて勉強した実時間は少ない、なんてこともある。
これは勉強に限らず、卒論や仕事に関しても言えることなので気をつけたい。

わかった気になっている

教科書・資料に一通りは目を通している。
もうわかったので試験も問題ないだろう。
なのに、思った以上に点数が取れなかった。
この場合、わかった気になっているだけの場合が多い。
その場で理解すること、と、知識として定着するほど理解することは違う。
授業や教科書・資料でわかった、としても、知識を体系として理解しているとは限らない。
その場で理解したことから派生する、細かな疑問に答えることはできるか。
チェック用の問題を解くことができるか。
このあたりをしっかりと確かめたい。

間違った知識を身につけている

勉強はした。
理解を確かめる問題も解ける。
この場合たまにあるのが、理解が間違っているというもの。
大学レベルの教科書・資料に載っている課題・問題には模範解答がないことも多い。
あっているか心配な場合は友人同士で答え合わせしてみると、思いがけず間違いに気づくことがある。
もちろん、教員に質問してみるのもよし。

言語化、試験テクニックの問題

勉強をして、理解も完璧。
でも点数が取れない場合がある。
試験で問題を解くには、(1)問題で問われていることを的確に把握し、(2)その答えを言語化する必要がある。
これができないと、いくら勉強して本質を理解しようとも、点数は取れない。
これは単位認定試験だけではなく、就活などこれから受ける全ての試験に共通するので最低限のポイントはおさえておきたい。

まず(1)について。
採点していてよくあるのが、聞かれたことに答えていないというもの。
「〇〇とはなにか」と聞かれているのに、〇〇とはなにか答えていない。
この答案はわりと多い。
たぶんうっすらわかってるんだろうな、とは思っても、聞かれていることにしっかり答えていなければ満点にはならない。
問題文をよんだら、聞かれている点を必ず把握し、もれなく答えるクセをつけておこう。

また試験の場合、何の科目の問いなのか、という文脈も大事。
「〇〇病について説明せよ」という問いでも、臨床医学か、障害児教育学か、遺伝生物学か、で問われていることは変化する。
臨床医学なら代表的な治療法や予後の話は欲しいだろうし、障害児教育学なら〇〇病になることで学校で気をつけることなんかも求められている。

(2)については、試験テクというよりは一般的な力になるので、日頃から意識して鍛えておくしかない。
試験においてこの辺の力不足だな、と思う解答で多いのが、説明が足りない、というもの。
自分が知っていることを相手が知っているとは限らない。
むしろ、ほとんど相手は知らないと思った方がよい。
ところが、当然説明すべき内容を端折って解答してしまう。
試験は自分が理解しているということをアピールする場なので、説明はていねいに、抜けなく、でも要点を絞ってコンパクトに行いたい。

言語化ではないが、似た説明不足の解答でグラフや図の説明・必要情報がない、というものもよく見る。
グラフを書くなら、軸が何を指して単位は何で1メモリどれくらいの数を表しているのかが必要。
図の場合でも、描いたものの説明を適宜する必要がある。

なんとなく伝わる、ではなく、明確な意図を持って伝えることを心がけたい。

それでもダメなひとへ

おそらくここまでの全てをちゃんとやっている人は、試験で単位を落とすことはない。
それでも高得点が取れない、と悩んでいる人もいるかもしれない。
ただ。
もしそういう場合はあまり気にする必要はないと思う。
きっと、点数には現れていないだけで、力は確実についていると思う。
試験は万能ではないので、高得点=高知識、とならないこともある。
表層的な試験テクに長けた人の方が深い理解をしている人よりも高得点を出すことはありうる。
高得点がたまたまでなかったか、試験の方がよくなかった可能性だってある。
あまりに気にせず、自信を持ってほしい。


以上、試験についての記事でした。
まあ、僕の単位は上記をやっていて落ちる人はいないと思う。
おそらく本気で試験を作っている多くの先生の単位もそうではなかろうか。

ではでは。
また。




都内にて。


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2020/02/23 23:57
お疲れモード。
自宅にて。


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Update 2020/02/23
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発表時の質問について(研究をしよう 18)

発表につきものなのが質問。
学部生だと慣れていないので、うまく答えられないこともしばしば。
今回はこの質問について、やっておいた方がよいことを書く。

質問にうまく答えるには、瞬発力のようなものが必要。
これは場数を踏むしかない。
ただ、無闇に場数を踏んでも上手に答えられるようにはならない。
少しずつ上達するために、以下のことをやっておきたい。

質疑応答をしたら、発表後に以下の3点をまとめておこう。
(1)質問された内容
(2)自分が答えた内容
(3)理想の答え

(1)は出来るだけ質問時に内容をクリアにしておく。
質問者の言っていることがあいまいだったら、「○○ということか」と聞き返して相手の意図することは何なのかを確認する。
よくわからなかったら、それはどういうことか、と聞き直す。
これは恥ずかしいことではないので、遠慮なく聞き直したい。
質問の意味がよくわからないのに、わかったふりをして関係ないことをしゃべり出す人がいるが、不誠実なので絶対にやめてほしい。
何を言っているのかわからなかった場合や質問の理解が正しいか不安だった場合は、発表終了後、質問者に聞いてみるといい。
ていねいに教えてくれると思う。

(2)は単なる記録。
忘れやすい人は答えた後、簡単にメモをとっておくとよいか。
(2)については間違っていてもよい。
質疑に慣れていないと、間違うことがあるのはやむえない。

ただ、必ず発表後に答え合わせをやっておこう。
(1)に対して(2)は正しかったか。
十分な回答であったか。
これをしっかり吟味する。
その上で、(3)を考えてまとめる。
その時はうまく答えられなくとも、時間をかければ上手な回答を作り出すことができる。
これは、今後研究をまとめる上でロジック補強に活かせるし、質疑の瞬発力を鍛えることにもなる。
自分では気づかなかった研究の価値や穴に気づくこともできるので、この作業はしっかりとやっておきたい。


では、まだ瞬発力がない状態で、質問に備えるにはどうしたらよいか。
これは想定問答集を作っておくとよい。
発表資料をなるべく早めに作成して、練習をする。
その時に、第三者の視点を持って質問も考える。
自分で研究の弱いところ、わかりにくいところはわかっているはずなので、そういう穴を見つけては予想質問としてリストアップしておく。
ここは突っ込まれたくないな、というポイント必ずあるはずなので、そこに切り込んでくる質問なんかも予想してリストアップしておく。
そして、それに対する回答をあらかじめ考えておく。
回答をする際、口頭で説明するのが難しければ、あらかじめ図を作っておいてスライドの最後に隠しておくのもよい。
最初から質問が来ないように本編を工夫するのも手。
自分だけで想定問答を作れなければ、仲間うちで発表練習をして、そこで質問をしてもらうのも有効である。

ついでに、卒論発表会レベルでの頻出質問を以下に挙げておく。
・この研究の(学術的な)意義は?
・先行研究と比べて何が新しいのか?
上記の質問にすらっと答えられないのは不勉強と言われても仕方ない。
あらかじめ、質問されるもののとして考えておいてほしい。
なお、「何でこの研究をやったのか」という質問も頻出する。
これに対し、個人的な経験や想いを答える人がいるが、これは間違い。
この質問の意図は、研究の意義・新しさを問うてると考えてほしい。

では。
健闘を祈っています。




にこたま、にて。

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2020/02/09 20:54
休暇中。
スーパーいなばの車内にて。


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Update 2020/02/09
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