雑記帳(ブログ)

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卒業後の大学の使い方

大学まで進んだ多くの人にとって、大学は人生最後の学校、ということになる。
大学は卒業してしまえばそれっきりなのか、といえばそんなこともない。
今日はそんな、大学卒業後の話。

困った時に行く

社会人になると時々困ってしまうことがある。
主には仕事だろうか。
仕事が大変すぎる、向いてないんじゃないか、職場の人間関係がその。
特に、最初の数ヶ月は結構きつい。
自由な学生時代から一転、お金に応じた働きが求められる社会人になるわけだから、その環境の激変さに精神がやられることはわりとよくある。
そんな時は大学時代の指導教官なり仲のよかった教員なりのところに出向いて、話をしてみよう。
なにかよいアドバイスくれるかもしれないし、思ってもみなかった解決策が出てくるかもしれない。
少しだけ長く人生を送っているのと、おかしな環境でおかしなことと戦いながら生きてきたおかしな人が多いのとで、困ったときの相談相手としては悪くないと思う。
友人や職場の人とはまた違った意見が聞けるはず。
なによりも、話を聞いてもらうだけで、楽になる。

学問に触れに行く

大学を卒業すると、本以外で学問に触れる機会は激減する。
そこでその種の刺激を求めて訪ねてみる、というのもよい。
社会に出て新たに興味を持つこともある。
課題に当たって何らかの知識が必要になることもある。
その辺の話をした上で、なんかいい本とか研究、方法論とかがないか、と聞いてみよう。
知ってる範囲できっとおもしろい本や論文、学び方などを教えてくれると思う。
特に課題とか興味とかなくても、なんかおもしろい本ないか、と聞くだけで、そういうのが出てくることも。

ターゲットとしている教員がいて、その教員のカバー範囲の分野で働いている場合は、定期的な勉強会を提案してみるのも悪くない。
もうそういう勉強会をやっていることもよくあって、その仲間に入れてくれるかもしれない。
余裕があれば新たに立ち上げた勉強会に参加してくれるかもしれない。
研究がやりたいということであれば、細々とやる共同研究なんか提案すれば受け入れてくれることもあるかもしれない。

遊びに行く

個人差はあるが、教員たるものやはり卒業生が遊びに来るのはうれしいもの。
なので、ただただ、遊びに行く、というのもよい。
近況報告がてら、フラッと行ってみよう。
きっとコーヒーくらい出してくれて、懐かしがりながら話を聞いてくれると思う。
大学生のころとはまた違った雰囲気や話を楽しめるかも。
ちなみに僕は大学の時の担任とゼミ教員とはまだゆるくつながっていて、数年に一度、フラッと顔だしたりメールを送ったりする。
その時だけは、少しだけ学生に戻った気分になる。
ただ、教員の方が年上なので、いつまでも、というわけにはいかない。
行けるうちに行っておくとよいと思う。

気をつけること

大学教員にとってたまに来る卒業生というのはうれしい。
なので、基本的にウェルカムな人が多いと思う。
本来の仕事に影響が出ない範囲で、相手をしてくれることが多いのではないか。
が、やはり個人差はあるので、そこは注意が必要。
個々の教員の個性をうまく読み取って、付き合ってほしい。
それと、本務の研究や教育が忙しい時にはあまり時間が取れないこともある。
この場合は本当に時間がないだけで他意はないので、そんなものだと納得していただきたく。
前もって連絡をして行くのはおススメ。
教員もそのつもりで予定を組んでくれるので双方助かる。



以上、卒業後の大学の使い方でした。
ここに書いてあることは、多少教員の個人差があると思う。
ただ、僕に限っては書いてある通りに考えている。

ではでは。
卒業おめでとう。
まあ楽しく生きていってくだされ。




羽田にて。



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2019/03/16 19:37
休暇中。
毎度おなじみ丸善カフェにて。


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Update 2019/03/16
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