雑記帳(ブログ)

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半ドンのお話

その昔、半ドンというものがあった。
今の若い人は知らないでしょ。
半ドン
僕が中学生の頃一部がなくなり、その後いつの間にかなくなっていた。
高校生くらいまではまだ一部残っていたんじゃないかな。

その昔、我が国は週休二日制ではなかった。
僕が小さい頃はオヤジも土曜は仕事に出てたし、僕も土曜は学校があった。
未経験者からすると、なんだかわいそうじゃないか、と思われるかもしれない。
が、そんなことは全くない。
確かに土曜日は休みじゃあない。
休みじゃあないのだが、学校は半日で終わるのだ。
これを半ドンという。
で、この半ドン、独特の特別感があってすごくよいのだ。

だいたい、半ドンの土曜日は朝からゆるい空気が流れている。
僕の通った学校はたいてい土曜のどこかが学活の時間になっていて、そもそも勉強する感がうすい。
なんというのかな。
先生も友だちもどこか浮かれた特別な空気感の中で過ごしているのだよね。
これがたまらない。

小学生のうちは浮かれてた気分ではしゃいで家に帰る。
家に帰ると土曜日特別メニュー・そうめんかラーメンが待っていて、普段は仕事のオヤジも家にいる。
ご飯を食べ終わったらあとは友人と遊びまくれる時間たっぷりの午後が待っている。
タマラナイ。
中学生になると、持参した弁当を食べて部活三昧。
徹底的に練習したり、練習試合をしたり。
土曜だなぁ、とやはり浮ついた雰囲気の中で、平日とは違った浮ついた空気感の中で、そんな時間を過ごす。
トテモタマラナイ。
高校生になると、学校帰りに安く食わすそば屋でかき揚げそばを食べて、遊びに行く。
夜までカラオケに行ったり、草野球チーム作って野球やったり、吹奏楽の部活やったり、バンドの練習をしたりした。
やはりね、土曜にやるこれらはすごい特別感があるのだ。
スゴクタマラナイ。
わっかるかなー。
わっかんねーだろうなー。

そんな半ドンも中学生の途中から月1回だけ週休2日になりなくなり、高校生の頃月の半分の半ドンがなくなった。
大学生になったところ完全週休2日制になり、社会に出る頃には社会から半ドンの制度が消えていた。
あの特別感を味わえないなんて、今の子はなんてかわいそうなんだ、と思いつつ、当時を思い出しながら酒を飲みながらこれを書いている。
まあ、ただの酔っ払いのノスタルジーでございます。




高松市内か。


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2018/09/07 22:50
地物の純米吟醸とともに。
福井の飲み屋にて。


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Update 2018/09/07
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